この絵本はとても大切なことを教えてくれます。
まず本の構成がとても特徴的で、見開き右ページがぼく(わたし)の「苦手なこと」。左ページが同じぼく(わたし)の「得意なこと」が描かれています。
誰にでも苦手なこと、嫌いなことはある。でも、反対に得意なこと、好きなことも必ずある。という構成でいろいろなぼく・わたしが登場します。
苦手なことがあるのは当たり前、でも得意なこともあるはず。それが個性というもので、それを大人たちが認めて、本人が自覚する。そんな大切なことを教えてくれる絵本です。
(己斐みどり幼稚園 T 先生) |