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保護者のみなさまへ

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「三つのお願い」
作:ルシール・クリフトン
訳:金原 瑞人
絵:はた こうしろう
■ 本体価格 1,200円
■ 出版元 株式会社 あかね書房
■ サイズ B5判(31ページ)
■ 発行年月 2003年3月
だれでも、一度は考えたことのある「三つのお願い」。ゼノビアはある日、「三つの願い」がかなうといわれる1セント玉を拾います。案の定、2つ目までは簡単(?)にかなってしまい、ゼノビアは3つ目の願いを何にしようかと悩んでしまいます。
ここまで聞くと他のお話とかわりありませんが、このお話は寓話ではなくある女の子の日常での出来事です。ゼノビアが願った世の中で一番大切な願いも、私たちの予想通りですが、5、6歳になって生活経験が増えてきた子どもには『魔法』よりも身近に感じられるのではないかと思います。

(フレーベル幼稚園 K先生)
「ねないこだれだ」
作・絵:せな けいこ
■ 本体価格 600円
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ 16.4×16.4  24ページ
■ 発行年月 1969年11月20日
 この本は、子どもたちにとても人気のある作家「せな けいこ」さんの赤ちゃんシリーズのなかの1冊です。
対象は0歳からで、本の大きさも普通より少し小ぶりで、お母さんが子供を抱っこして読むにちょうどいい工夫がされているように感じます。
私は子どもが入園して少し落ち着いた頃を見計らって、いそいそとこの本を引っ張り出し、読み聞かせています。
みんなに読み聞かせるには、到底小さすぎるのですが、内容が入園して間もない年少さんにぴったりなのです。
私たちが子どもの頃、大人から「早く寝なさい!」とよく怒られていませんでしたか?
今の子どもたちも、家でたぶん耳にたこができるくらい言われている言葉でしょう。
この本はまるで自分のことのように物語が進んでいきます。最後は、おばけになってお空に飛んでいってしまうのですが、
そのときの子どもたちの表情は・・・!!
なんだか怖いけど、おもしろい。まずそう子どもたちが感じ、そしてやんわり子どもたちの心に残る本だと思います。
挿絵が切り貼り絵になっていて、どこかやさしさを感じるところがこの本の魅力でしょうか。
どうぞ、シリーズでぜひお読みください。

(わかば幼稚園 H先生)
「おばけでんしゃ」
作:内田 麟太郎
絵:西村 繁男
■ 本体価格 1,300円
■ 出版元 童心社
■ サイズ -
■ 発行年月 2007年6月
 題名はちょっぴり怖そうですが、中身はとっても楽しいお話です。おばけがのった電車が「がたたん がたたん」とひたすら進んでいきます!
車外では季節や場所が色々変わって、そこにいるおばけも色々。車内ではいろんなおばけや妖怪の様子が描かれていて、それがなんだかとっても愉快。
終着駅は、「にんげんのせかい」。おばけたちは人間にばけて電車を降ります。降りる前と、降りた後の妖怪たちの姿を見比べると、また楽しいですし、その他のページでも絵本にある文章以外にも子ども達と色々会話がはずむ絵本です!
きっと、読んだ日から子ども達の心をわしづかみ間違いなしでしょう!3歳からでも読めますよ!

(己斐みどり幼稚園 T先生)
「ぎゅっ」
作・絵: ジェズ・オールバラ
■出版社 徳間書店
■税込価格 \1,470 (本体価格:\1,400)
■発行年月 2000年11月
■ISBN 9784198612757
 お母さんが大好きなおさるのジョジョくんが主人公。他の動物達が「ぎゅっ」としているのをみて、ママに甘えたくなりました。
ことばはありませんが、動物たちの幸せな様子が伝わり、読み進めるうちに自然とこちらまで幸せになれる。そんな絵本です。子ども達の一番したいこと、お母さんやお父さんにしてもらいたいこと。実は、それはとっても簡単なこと。「ぎゅっ」としてくれれば、子ども達は最高に幸せ!こんな簡単なこと、しない手はありませんよね!この絵本をきっかけに、是非、この幸せを存分に味わってくださいね!

(己斐みどり幼稚園 T先生)
「だいじょうぶだよ,ゾウさん」
作: ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
■出版社 文溪堂
■税込価格 \1,575(本体価格:\1,500)
■発行年月 2005年11月
 年老いたゾウと若いネズミのお話です。
自分の死期を悟ったゾウとの別れを、最初受け入れられなかったネズミ。
しかし、必ず訪れる別れをゆっくりしっかり受け入れていくネズミの心の成長がとても美しく描かれていて、読むたびに涙がこぼれる作品です。

(聖徳幼稚園 I先生)
「ねぼすけスーザのセーター」
作  :広野多珂子
■出版社 福音館書店
■本体価格 \800
■サイズ 27×20センチ
■発行年月 1997年12月1日
  この本は、スペインに暮らすスーザという女の子とそのおばさんの日常的な暮らしがあったかい物語になっています。
近所のおばあさんに買い物を頼まれ、町へ買い物に出掛けたスーザは  とてもかわいいトマト模様のセーターを見つけました。 スーザは、それを手に入れることができたでしょうか・・・。
初めてこの本に触れたとき、作者が外国の方だと思ったほど、 スペインの国・暮らしを上手に描いてあります。私は、まだ訪れたことが ありませんが、スペインが大好きな人はこの本を見ると、どこか懐かしい 気持ちになるそうです。

私も、いつかスーザに会いに行きたいな。 。

( わかば幼稚園 H先生 )
「いのちのまつり」
作  :草場一壽
絵  :平安座資尚
■出版社 サンマーク出版
■本体価格 \1,500(税込 \1,575)
■発行年月 2004年10月
 この絵本は、私にいのちのつながりを上手にていねいに教えてくれた絵本です。
私のいのちはお父さんとお母さんから、お父さんとお母さんのいのちはおじちゃんとおばあちゃんから、
おじいちゃんとおばあちゃんのいのちは・・・と考えていくと、
今ここに私のいのちが有るということは、想像もつかないくらいたくさんのいのちのつながりがあって有るということ、
そしてそのいのちをまた私がつなげていく糸になるということを、分かりやすい絵と仕掛けで教えてくれます
考えられないような事件が後を断たない現代だからこそ、いのちを大切にするということを考えさせられました。
たくさんの方に読んでいただきたい絵本です。

(S幼稚園I先生)
「ちいさいおうち」
作  :バージニア・りー・バートン
絵  :石井 桃子
■出版社 岩波書店
■本体価格 \1,500(税込 \1,575)
■サイズ 25×23.5
■発行年月 1965年12月10日
 静かな田舎に、ちいさいちいさいおうちがたっていました。
季節がかわりまわりの風景が変わっても、ちいさいおうちは同じ場所にずっといるのでした。
時代が変わり、ちいさいおうちのまわりはビルが立ち並び、人があふれ、夜のない空間になってしまったのです。
ちいさいおうちは、その様子をじっと見て昔を懐かしみ、嘆きます。
あるとき、その家を建てたひとの、まごのまごのそのまたまごの人がビルに埋れたちいさいおうちを見つけます。
そして、ちいさいおうちはまた静かな田舎に戻っていくお話しです。
このお話は今の時代だからこそ、子どもたちにそして私たち大人も読むべきであろう本の1冊だとお薦めします。親子で読んで、一緒に自然の大切さを感じて下さい。

わかば幼稚園 H先生

「 ごろはちだいみょうじん 」
さく  :中川 正文
え   :梶山 俊夫
■出版元 福音館書店
■本体価格 \840 円
■サイズ 27× 20 cm
■発行年月 1969 年 8 月 1 日

どこにでもあるような日本の田舎話です。主人公の何か憎めないタヌキと村人たちとの不思議なふれあい、山里、お寺さん、自然といったどこかなつかしいほのぼのとした村へ、初めて鉄道が通ることになり、生まれて初めて汽車を見た村人はあまりにも現実離れした光景に、タヌキ ( ごろはち ) に化かされていると勘違い。
危険を知ったタヌキは自らの命と引きかえに村人たちを救うというお話しです。絵本には珍しく方言 ( 関西地方 ) で構成されています。テンポよく読むと子どもたちもいい感じでついてきます。


かやのみ幼稚園 K先生

「 きょだいなきょだいな 」
さく  : 長谷川 摂子
え   : 降矢 なな
■出版元 福音館書店
■本体価格 \840 円 (税込)
■ ISBN 9784834012422
■発行年月 1994 年 8 月 20 日

巨大なピアノ、巨大なせっけん、巨大な電話、巨大なトイレットペーパーに巨大なびんまで・・・。
広いのっぱらに巨大なものがあったとさ!

そこに子どもが100人やってきたら、もちろん、格好のおもちゃ!リズミカルな言葉と絵本をめいっぱい使った元気な絵が相まった、とっても楽しい絵本です。ページをめくるたびに子どもたちの歓声があがりますよ !


( 己斐みどり幼稚園  T 先生 )



「 やこうれっしゃ 」
さく  : 西村繁男
■出版元 福音館書店
■本体価格 \840 円 (税込)
■ サイズ 20×27 32ページ
■発行年月

(初版)1983年3月5日

絵本ですが、一切文字は出てきません。読み人がそれぞれに感じる想像力によりいろんなストーリーが展開できる絵本です。
描写も細かく、それぞれの場面に説明を入れるだけでも、シンプルな構成絵本となるはずです。
いや、余分にストーリーをつけなくても、子どもたちの中で勝手にストーリーが展開していくでしょう。。。

 

(かやのみ幼稚園  K 先生)


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