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保護者のみなさまへ

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「ぼくのおべんとう」
スギヤマ カナヨ作
■ 本体価格 870円
■ 出版元 アリス館
■ サイズ A5判/27ページ
■ 発行年月 2003年5月
しかけがいっぱい! 楽しい絵本です。
表紙も裏表紙も本ごとキレイに包まれたお弁当。 開き2ページにわたって、大きく描かれたおかず。 子ども達が大好きなからあげや、たまごやきが入っていて、すぐに引き込まれ、夢中になってしまいます。
子ども達にとってとても身近な「お弁当」が題材なので、イメージも沸きやすいようです。 こどもたちとコミュニケーションをとりながら読み進めるのに最適な絵本の1つだと思います。 ごはんの中に隠されたタコウィンナーなどの楽しいしかけもあり、きっと食事が楽しくなることでしょう。
もう1つ、「わたしのおべんとう」という絵本もあり、本作品と相互に関連しているので、そちらも合わせて読むとまた新たな楽しみが見つかります!! 

(己斐みどり幼稚園 T先生)
「おやすみなさい フランシス」
ラッセル・ホーバン=ぶん
ガース・ウイリアムズ=え
まつおか きょうこ=やく
■ 本体価格 1,000円
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ 26×21cm
■ 発行年月 1966年7月(初版)
夜7時、あらいぐまのフランシスの寝る時間です。
お父さんとお母さんにおやすみなさいのキスをしてベッドに入るのですが、なかなか眠れません。
お部屋のなかに、とらがいる・・? 男がいる・・? いろんな空想がふくらんで、ますます眠れなくなります。
誰にでも経験があるような‘寝そびれた夜'の事が、ユーモアのある文章とやさしい挿絵で描かれています。
フランシスが眠りについたところで、読んでいる者も何故かホッとするのです。
眠れない夜にどうぞ・・・・。

(井口台シオン幼稚園 O先生 )
「しろいうさぎとくろいうさぎ」
作・絵 ガース・ウィリアムズ
訳 まつおか きょうこ
■ 本体価格 1,100円
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ 32×24cm/32ページ
■ 発行年月 1965年6月1日
ほんわか心あたたまる絵本です。  
森の中にすんでいるしろいうさぎとくろいうさぎ。
二匹は毎日楽しく遊んでいます。
ところがある日、くろいうさぎが悲しそうな顔をしたことから、物語は始まります。
どうして悲しい顔をするのか気になるしろいうさぎ。
その理由を知った時二匹のうさぎは・・・
今にも絵本の中から飛び出してきそうなうさぎたち。
やわらかいタッチの挿絵も魅力的です。親子でどうぞ・・・

(ひかり幼稚園 S先生)
「ふしぎなナイフ」
作 中村牧江・林健造
絵 福田 隆義
■ 本体価格 800円
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ -
■ 発行年月 1997年2月5日
ページをめくるたびにナイフが曲がったり、折れたり、粉々になったり・・・いろんな形になっていきます。
日常では起こらないことをイメージできるたのしい絵本です。
3歳さんにはとても好評で、次はどんな形になるのか・・ワクワクしながら目を輝かせて見ています。


(己斐みどり幼稚園 T先生)
「りんごがひとつ」
作 いわむらかずお
■ 本体価格 -
■ 出版元 銀河社
■ サイズ -
■ 発行年月 -
この絵本は、絵がとてもかわいらしく、顔の表情が豊かで子どもたちにも感情が伝わりやすいと思います。
この絵本の特徴として、人間の感覚の五感(視覚,聴覚,嗅覚,触覚,味覚)が絵本に盛り込まれているのです。絵本は、視覚と聴覚ぐらいの“見る”と“聞く”しかできないのですが、この絵本は、りんごのにおいや肌触りや味さえ表現されていて、今にもりんごがそこにあるかのように感じることが出来ます。もう一つの特徴として、色が黒と赤の2色しか使われていないということです。絵本は、主にいろんな色を使って作られているものなのですが、たった2色で、顔の表情や躍動感のある動き、りんごのおいしそうな色など、様々なことを感じさせてくれます。りんごは赤で表現されているのですが、ストーリーの流れでいくと、みんなで食べてしまいます。りんごがなくなると、黒と白のモノクロの絵本になるのかな?と思いきや、最後に夕焼け空で赤が使われて、みんなお家に帰るという自然な流れで楽しい気持ちで終わることのできる絵本です。
言葉のわからない0歳の赤ちゃんでも、絵だけで楽しめる絵本になっていると思います。

(せんとく幼稚園 O先生)
「おふろだいすき」
作 松岡享子
絵 林 明子
■ 本体価格 -
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ 26×27cm/40ページ
■ 発行年月 1982年4月30日
こんなお風呂あったらいいな。
ゆげいっぱいのあたかーいお風呂。
いろんな動物たちがやって来て、大好きなお風呂の時間を楽しませてくれます。
次から次へと現れ、最後はまこちゃんと一緒にザッぶ~ん!!
お風呂嫌いの子も、この本を見たらお風呂がちょっぴり好きになるかもしれませんよ。
心も体もあったまるそんな1冊です。

(井口台シオン幼稚園 O先生)
「あおい目のこねこ」
作・絵 エゴン・マチーセン
訳 瀬田 貞ニ
■ 本体価格 1,200円
■ 出版元 福音館書店
■ サイズ 22×15cm/122ページ
■ 発行年月 1965年4月1日
この絵本は、とっても楽しく、ゆかいな話です。絵本というよりは、むしろ本に近いです。絵本からそろそろ、本の読書へ移行するときには、とても役立つ本の一つです。ページに対して文章が短いので、年中さんくらいから自分で読むこともできます。忙しい合間に読むことも可能です。また、寝る前に寝室で子どもに読んであげると、とってもいい夢をみることができると思います。そんな素敵な絵本(本)です。
内容は、タイトルのように、小さな青い目をした子猫が、「ねずみのくに」を探しにいくという明瞭簡単な、冒険アドベンチャーです。途中いろんな苦難や、楽しいことが起こりますが、子猫は知恵と勇気をもって対峙します。繰り返し何度読んでも楽しく読めます。絵もとってもかわいいです。
ちなみに私はこの本以上の本にいまだ出合ったことがありません。

(かやのみ幼稚園 K先生)
「ずーっと ずっと だいすきだよ」
作 ハンス・ウィルヘルム
訳 久山 太市
■ 本体価格 1,000円
■ 出版元 評論社
■ サイズ 18.5×23.2cm/32ページ
■ 発行年月 1988年11月
この絵本は子どもだけでなく大人にも読んで欲しい1冊です。
主人公「ぼく」とエルフィーの出会いから別れまでのお話は、子どものころに動物を飼ったことのある方なら誰でも経験のある「別れ」をちょっと違う視点で見せてくれます。
本を読む前には、悲しい話で「動物を大切にすること」を主題にしているのかとも思いましたが、読み終わって一番こころに残る言葉は題名にもある「ずーっと ずっと だいすきだよ」です。
「ぼく」は他の家族と違ってエルフィーに沢山の「だいすきだよ」を伝えました。そうすることでエルフィーとの別れのときでも、「ぼく」は兄妹よりも少しだけ気が楽になります。
相手に自分の気持ちを伝えることの大切さ。大人になるにつれて、できなくなるこのことが本当に大事であることをこの絵本は教えてくれます。これを親と子に置き換えることで、「だいすきだよ」という言葉を沢山伝えることが、どれだけ大切でお互いを幸せにする言葉であるかを考えさせられました。

(フレーベル幼稚園 K先生)
「バムとケロのおかいもの」
作・絵 島田 ゆか
■ 本体価格 1,500円
■ 出版元 文渓堂
■ サイズ 27.8×21.5cm/
32ページ
■ 発行年月 1999年2月
この絵本はシリーズ作品となっており、子どもたちに大変人気のある絵本です。
挿絵は隅から隅の細部にまでこだわってあり、読む度に新しい発見ができるのも楽しみの一つとなっています。
内容は、月に一度のお買いものを楽しみにしていたケロちゃん。いつもは寝坊ばかりしているのに、今日は朝早く起きて支度をすませ、お友だちと市場にでかけます。市場にはたくさんのお店がでており、どの店も好奇心を魅かれる物でいっぱいです。あれもこれも欲しくてまよってしまうケロちゃん。欲しかった物は買えたかな?ページをめくる度にワクワクしてきます。
1ページ1ページとても丁寧に描いてありいつまで見てても飽きのこない内容です。親子で時間をたっぷりとってゆっくりと楽しみたい絵本です。

(矢野みどり幼稚園 I先生)
「王さまと九人のきょうだい」
訳 君島久子
絵 赤羽末吉
■ 本体価格 1,200円
■ 出版元 岩波書店
■ サイズ 26×20cm/22ページ
■ 発行年月 1969年11月25日
この絵本は私がまだ幼かった頃、母が何度も何度も
読み聞かせてくれた1冊です。
この物語は、中国の少数民族であるイ族に伝わるお話です。
年老いた夫婦に9人の子どもが生まれます。それぞれ「ちからもち」
「くいしんぼう」「はらいっぱい」などと変わった名前がつけられました。
9人が成長し、その国の悪い王様を相手にそれぞれが、無理難題を軽々と打ち
負かしていくのです。幼かった私は、その9人の活躍ぶりに興奮し、どんどんお話の世界にのめり込んでいきました。
何度読んでもまったく飽きないお話で、しまいには「もし、私に9人
の兄弟がいたら…。」とか「わたしだったら、○○○になって戦うぞ!」
と思いを巡らせたものでした。
それから、何十年がたちこの本の存在すら忘れていたのですが、久しぶりに読み返してみるとやっぱり面白い!!のです。子どもたちの反応も、読み終えた後は必ずふーっと息を出し「あーっ、おもしろかった。先生、また読んで!!」と返ってきます。
お話と赤羽末吉さんの雰囲気のある絵が味わい深く、これからもずっと存在していく絵本にちがいありません。
今年は、北京オリンピックイヤー。子どもたちとこういう形で、中国の文化に触れるものいいかもしれませんね。

(わかば幼稚園 H先生)
「おほしさま」
作・絵 たちもと みちこ
■ 本体価格 1,000円
■ 出版元 株式会社 教育画劇
■ サイズ 19×24/
26ページ
■ 発行年月 2006年9月
 この絵本は、三歳の息子と本屋に出かけたときに息子が選んだ本で
それからこの絵本が一番のお気に入りとなり、毎日読んでと頼まれる絵本です。
この絵本は、私たち大人にはまったく考えもしない事が描かれていました。
その内容は、6匹の動物がおほしさまはどんな味がするのかな?と考えていく物語です。
息子にこの本を読んだ後、息子は「おほしさまは食べれるんだね」「おほしさまの味は色々あるんだね」と言っていました。
大人になっていくと固定概念ができてしまい、どうしても想像力がなくなっていくものかもしれませんが
子供と一緒になって、おほしさまはどんな味かと考えてみると面白い絵本です。
この絵本は、子供たち大人たちの想像力を刺激する一冊です。

(楽々園ルンビニ幼稚園 H先生)
「おしいれのぼうけん」
作・絵 ふるたたるひ・たばたせいいち
■ 本体価格 1,200円
■ 出版元 童心社
■ サイズ 26.6×19.1/
80ページ
■ 発行年月 1980年
 今さら紹介するまでもなく、有名な絵本です。
ある保育所が舞台の絵本。先生に叱られて押入れに入れられてしまい、そこから2人の大冒険が始まります。舞台が保育所、冒険の入り口はどこにでもある押入れ。友達とケンカし、先生に叱られることがきっかけ・・・そんなよくありがちな(?)、子ども達にとってとても身近な設定が子ども達をより惹きつけるのでしょう。とにかく、熱中間違いなし!
押入れを入り口とした大冒険は、ちょっぴりこわく、ハラハラ、ドキドキの連続で、最後には感動が・・。ボリュームがあるので、何回かに分けて読むのがオススメです。

(己斐みどり幼稚園 T先生)
「うんこ日記」
作 村中 季衣
絵 川端 誠
■ 本体価格 1,200円
■ 出版元 BL出版
■ サイズ -
■ 発行年月 2004年7月
この絵本との出会いは他の先生が作者の講演会を聞きに行かせてもらって、絵本を買ってこられた時でした。
衝撃的なタイトルですぐに「読んでみたい!!」と思い絵本を開いてみました。絵本の内容は一週間の旅からお父さんが帰ってくるとしょうへいは一枚の絵を見せます。「なっ、なんだしょうへい。これは?」とびっくりするお父さんにしょうへいは「えへん、この一週間のぼくの絵日記」と自慢げに話します。しょうへいの描いた絵はでっかい七段うんこの絵でした。その七段うんことは・・・・
子ども達に読んであげると1ページ1ページに「え~~!?」と反応があり、読み終わると「またうんこ読んで!!」と頼まれます。
絵にも細かいこだわりがあり読む人を飽きさせない絵本だと思います。

(聖徳幼稚園 I先生)
「不思議の国のアリス」
著者:ロバート・サブダ
訳・編者:わく はじめ 
■ 本体価格 3,800円
■ 出版元 株式会社大日本絵画
■ サイズ A4変型
(26.2×21.2 12ページ)
■ 発行年月 2006年
いわゆる飛び出す絵本(仕掛け絵本)です。
ロバート・サブダさんの仕掛け絵本は、もちろん開くだけでも楽しいのですが、絵本というよりもはや芸術作品といってもいいかもしれません。
私の家では、オブジェの一つとして部屋の飾りにしています。ただし、あまりにもすごい仕掛けなので、子どもだけで見せるには少し勇気がいります。

(かやのみ幼稚園 K先生)
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